出張先での雑記帖



ドイツ連邦共和国
Federal Republic of Germany


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2011年10月22日(土) Heidelberg


3年ぶりのハイデルベルグです!

古くから学生の町として知られるハイデルベルグ。
ゲーテ・ヘルダーリン・ショパンなど多くの詩人や芸術家が心の安らぎを求めてこの町を訪れ、
後世に残る数々の芸術とロマンを生み出した。

ハイデルベルクはドイツ最古のハイデルベルク大学の街として知られるが
ゲーテとのつながりが深いことでも有名だ。
ゲーテは恋人のマリアンネとともに古城やネッカー河畔を散策し、
ロマンチックな青春を謳歌している。
そしてネッカー川にかかる橋の上では
『ここから望む眺めには世界のいずれの橋も及ぶまい』とその美しさを讃えた。
ゲーテに至福のひと時を与えたこの街は確かにネッカー河畔を歩くだけで
誰でも恋を語りたくなるような雰囲気を持っている



緩やかな傾斜の中庭を囲んで、ロマネスク建築・ゴシック建築・ルネサンス建築
の古い城館建築が立ち並び中世の面影を残しています。

※赤レンガのしっとりとした町並みが印象的なハイデルベルグでした!




Heidelberg の紋章


ハイデルベルク城
ハイデルベルグ城は、プファルツの国を治める
選帝侯の居城であったが、
1225年にプファルツ伯ルートヴィッヒ1世
が買い取って本拠にした。

当初の城は、ごく小さな規模であったが、
14世紀から17世紀前半にかけて
幾度も増改築がされた結果、
ゴシック式、ルネッサンス式、
初期バロック式の建築
が入り混じる複雑な構成になった。

ルーブレヒト館
この建物は、城の最古の住居館。
15世紀の初頭、
今から600年前くらいのゴシック様式である。



エリザベス門

フリードリヒ館
1607年に、フリードリッヒ4世によって造られた館
正面の装飾は、黄色の砂岩でできており、
歴代の選帝侯の像が飾られている。


地階の大樽を守る道化師「ペルケオ」

オットハインリヒ館
1546年に、オット・ハインリッヒによって造られた館
正面の装飾しか残っていないが、
これは、ドイツ・ルネサンスの最高傑作
といわれている。



地階のドイツ薬事博物館

ネッカー川とアルテ橋
1788年に選帝侯カール・デオドールが建設。
石つくりの重厚な感じのする名物橋で
ゲーテが恋人と散策したアルテ橋



橋門のそばに飾られた鏡を持った猿

騎士の家(Haus zum Ritter)
騎士の家は、1592年に商人のシャルル・ベリエ
によって建てられたルネッサンス風の建物。
現在は、ホテルとレストランになっている。



マルクト広場と聖儒教会

学生牢(Karzer)
ドイツで最も古いハイデルベルグ大学
大学内は治外法権のため、
学生当局が造った学生牢
天井や壁は、当時の学生達の落書きだらけ



落書きだらけの学生牢